あらすじ

名前のない世界で、彼女は“11号”と呼ばれていた。 感情も、自由も、許されない場所。 そこでは子どもたちが番号で管理され、人間を滅ぼすための力を与えられ、育てられていた。 11号は優秀だった。 人の動きも、魔力の流れも、ほんの少し先の未来さえも見える“目”を持ち、与えられた任務を完璧にこなす。 疑問を抱く理由もなく、ただ“正しさ”として教えられたものに従い続けていた。 ――人間は敵だ。 そう信じていたはずなのに、 心の奥に、消えない違和感が残り続けていた。 そんなある日、彼女は一人の少女と出会う。 同じ番号を持つはずなのに、場違いなほど明るく笑う存在――“10号”。 10号にとって関わる必要のない他人にも 当たり前のように話しかける彼女は、 11号にとって、理解できない存在だった。 けれど、その出会いは、確かに何かを変えていく。 与えられた“番号”ではなく、 まだ持たないはずの“名前”という概念。 そして、自分が信じてきた“正しさ”への疑問。 やがて、閉ざされた世界に小さな綻びが生まれたとき、 11号は選択を迫られる。 それでも、守りたいと思ったものがあった。 ** 番号は、服従のためにある。名前は、生きるためにある。** ――これは、“名前”を持たなかった少女が、 自分の存在を見つけるまでの物語。 __________________________________________________ 初投稿です。 2期で完結する予定です。多分。 一番最初に自己紹介が入ってます。

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エブリスタ2026/07/15
  • 現在の作品=偽りの"善"= 第1期 -閃光/flash-