あらすじ
※この作品は私の処女作である「辺境食堂の隠れΩなのに、拾った皇帝陛下が嫁になれと迫ってくる」の続編になりますので、前作を読まれていない方はそちらからお読み頂けましたら幸いです。
自分がΩ(オメガ)であることを隠し、帝国の辺境で小さな食堂兼農園を営む元宮廷料理人のレオ。
過去のトラウマからひっそりと生きていくつもりだった彼の元に、若くして帝国を統べる最強のα(アルファ)の皇帝・アレクが現れる。
冷酷な権力闘争の中で心をすり減らし、味覚すら失いかけていたアレクを救ったのは、レオの作る温かく美味しい料理と、彼自身から漂う甘い香りだった。
「俺の居場所はここだ。お前がいない玉座など地獄でしかない」
身分も性別の壁も飛び越え、辺境の食堂を「離宮」としてレオを囲い込む皇帝陛下。
帝都からの刺客や保守派の妨害を圧倒的な力でねじ伏せながら、二人は共に畑を耕し、美味しいご飯を食べ、深く甘い愛を育んでいく。
これは、玉座よりも愛する人との食卓を選んだ皇帝と、彼に胃袋も心も溺愛される料理人の、最高に美味しくて温かい永遠のスローライフ。