あらすじ
皆さんは、「ガードレール」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
そう、私たちが普段、道端で何気なく見かけるあの防護柵のことだ。
しかし、ある異世界において、その言葉はまったく異なる意味を持つ。
その世界には、5つの地方が存在していた。
極寒の吹雪と城塞に閉ざされた騎士の国「北のツァルト」。
幾十もの小国が術式と武を競い合う百国乱世の「東のタキレン」。
多種多様な獣人たちが大自然と共に生きる「南のヴォルザ」。
高度な蒸気機関と鉄道技術を生み出した開拓の地「西のトーベ」。
そして、それら四つの大地が交わる世界の中心、巨大なハブ都市「中央のクロスコア」。
5つの地方はクロスコアを中心に十字架状に配置され、それらを結ぶのは、クロスコアから無数に伸びる鉄路(レール)である。
しかし、そのネットワークは決して平和なものではなかった。
列車を襲う狂暴な魔物の群れ。
積荷を狙う無法者『レールジャック』。
鉄路の闇に、今日も人や物資が消えていく。
そんな混沌に立ち向かうべく現れたのが、"The Guardian of railroad" ――
通称『ガードレール』と呼ばれる、鉄路の守り手たる傭兵たちである。
これは、鉄路の守護者(ガードレール)と呼ばれる傭兵たちの物語。
銃弾と魔法が飛び交い、侍と獣人が刃を交える、狂騒と冒険の物語である。