あらすじ

幼い頃、森で迷子になり空腹で倒れていた少年オーレリアン・エルフレイムは、一匹のわんるんもんと、銀髪の少女に命を救われた。 その少女は「困っている人を助けるのは当たり前だ」と微笑み、彼の初恋となる──。 それから十二年。 十七歳になったオーレリアンは王国軍の若き軍人となり、社交界で一人の女性を目にする。 第二王子から婚約破棄を言い渡されながらも、一切言い訳をせず、毅然とその場を去る公爵令嬢シンクレア・ローゼンタール。 「……なんて格好いい人なんだ。」 彼女の生き様に心を奪われたオーレリアンは、世間から「行き遅れ」と陰口を叩かれる彼女へ、自ら求婚する。 そして結婚の日。 二人の前に現れたわんるんもん、キララによって、十二年前の運命の出会いが明らかになる。 ──彼女こそ、幼い自分を救ってくれた初恋の人だった。 しかし、恋をしていたのはオーレリアンだけ。 シンクレアにとって結婚は責任であり、夫婦になったからといって恋人になれたわけではない。 それでもオーレリアンは焦らない。 「クレアが俺を好きになってくれるまで待つ。」 真っ直ぐな愛情に少しずつ心を開いていくシンクレア。 夫婦として共に戦い、共に笑い、家族になり、やがて恋人になっていく二人。 これは──初恋の人と結婚した青年と、夫婦になってから初めて恋を知る女性が紡ぐ、結婚から始まる初恋の物語。 恋人になってから結婚するのではない。結婚してから、恋が始まる。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/16
  • 現在の作品婚約破棄された公爵令嬢に求婚したら、十二年前に俺を助けてくれた初恋の人でした