あらすじ

処刑まで、あと十二時間。 十八歳で同僚殺害の濡れ衣を着せられ、五年間服役したミラ。 再審で無罪を勝ち取ったその日、返却された財布から、見覚えのない黒い鏡の欠片が現れる。 鏡に映った銀髪の少女は、涙を流しながら訴えた。 「私は、殺していない」 次に目を覚ました時、ミラは侍女殺しの罪で、夜明けに処刑される悪役令嬢になっていた。 凶器は寝室の枕の下。 ドレスの袖には、被害者の血。 彼女が侍女を脅していたという証言まで揃っている。 誰もが、彼女を犯人だと信じていた。 けれど、五年を奪われたミラは知っている。 嫌われていることと、殺人犯であることは別だ。 泥のついていない靴。 刃物で切り取られた青い布。 寝室から消えた杯。 証拠の矛盾を暴くたび、《真実の鏡》は隠された事実を映し出す。 そして、すべての嘘が崩れた時―― 真犯人は、逃げ場のない《罪人の夜会》へ招かれる。 これは、冤罪で人生を奪われた女が、異世界で二人分の濡れ衣を晴らし、証拠だけで罪人を断罪していく物語。

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小説を読もう2026/07/16
  • 現在の作品処刑まであと十二時間――殺人の濡れ衣で五年服役した私、今度は悪役令嬢に転生して《真実の鏡》で真犯人を暴きます