あらすじ

魔法契約を「破棄する」ことしかできず、役立たずと蔑まれてきた令嬢リゼット。 彼女にだけ見えたのは、傷を負ってなお微笑む完璧王女セレスティアの心臓を縛る、七本の白金の鎖だった。 痛いと言ってはならない。 民が働くかぎり、休んではならない。 上位者の命令を、拒んではならない――。 「これは、あなたが望んだ約束ですか?」 王女が「いいえ」と答えたときだけ、リゼットはその誓約を切ることができる。 一つ切れば、王女は初めて「痛い」と言って泣いた。 もう一つ切れば、リゼットの膝で眠った。 自由を取り戻すたび、なぜか王女は、その自由をリゼットへの甘えに使っていく。 やがて最後に立ちはだかるのは、隣国王子との国家婚約。 それまで破棄すれば、王女は完全に自由になるはずだった。 ところが自由になった王女は、今度こそ自分の意思でリゼットを選び、離してくれなくなって――。 強制された七つの誓いを一つずつ切り、最後に二人が自分で選んだ約束を結ぶ、契約破棄×救済×百合ファンタジー。

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カクヨム
カクヨム2026/07/16
  • 現在の作品役立たずの破約令嬢、完璧王女の“いらない誓い”だけ切れます〜婚約まで破棄したら、私を離してくれません〜