あらすじ
歴史上最大の災害――神堕。
空が裂け
世界が焼かれ
七つの国は滅亡の危機に瀕した。
その絶望の中
人々を救ったのは若き英雄サルビア・シルヴァン。
だが戦いの後、彼は忽然と姿を消した。
世界中が英雄の死を受け入れる中、ただ一人、
弟のキヲナ・シルヴァンだけは信じていた。
「兄さんは生きている」
兄を探すため旅に出たキヲナは、様々な仲間たちと出会い、神堕によって変わってしまった世界を巡る。
力を借りるたび代償を求める精霊たち。
食い違う神堕の記録。
世界各地に残された英雄の足跡。
そして旅の果てで明かされる、神堕の日の真実。
これは英雄を追い続けた少年が、自分自身の価値を見つけるまでの物語。
失われても消えない繋がりを描く、喪失と再生のファンタジー。