あらすじ
ヒロイン、マリアには昔から好きな人がいた。
それはフランシスカ家のお嬢様・マリアを支えるイケメン執事のエリオットで、彼は誰が見ても非の打ち所がない完璧青年だった。
でも天邪鬼なマリアは、つい思ってもいない「ツン」モードで毎度接してしまう。彼女の「アマノジャク・ツンデレモンスター」スイッチは常に全開モードで、本当はさみしがり屋のくせに、虚勢を張り「令嬢」を装っていた。
だが、そんな憧れの彼には絶対に知られてはならない「秘密」があったのだ。
彼の燕尾服の内ポケットには、夜な夜な自作した「手編みのうさぎ」が忍ばされていた。
そう、彼は可愛い小物をこよなく愛する「オトメン」だったのだ。
ある日、ふと見つけた一枚の紙切れから「お嬢様親衛隊」が一致団結して「大プロジェクト」を計画する。
そこで、遂にマリアは自分の気持ちを、彼に伝えようとするが、非情にもその言葉は彼に遮られる。
マリアが涙をこぼして彼を求めた瞬間、エリオットの「仮面」が崩壊した。
彼の「理性」と「執事としての誓約」が吹き飛ぶ時「主人と執事」の境界線を超えて爆発した。
眼鏡を外したエリオット。その下に隠されていたのは、お嬢様マリアへの「狂おしいほどの独占欲」だった。
オトメンだけど万能執事のエリオットを筆頭に、190cm強面髭面の元軍人「おねぇ」男、元暗殺部隊のエースの洗濯おばちゃん、スリに泥棒、悪事は何でも来いだった元半グレ男に、元敏腕諜報員という「過剰」なまで大切なお嬢様を守る「お嬢様親衛隊」たちと天邪鬼で不器用なお嬢様のお話。