あらすじ

衝突しないはずだった銀河が、動いた。 天の川銀河とアンドロメダ銀河――百億年は交わらないと計算されていた二つの銀河が、あらゆる予測を裏切って急接近を始め、人類は静かに滅亡を覚悟した。 だが、終末の代わりに空から降ってきたのは、金色の光輪をまとう漆黒の球体――通称・黒球。中身は外見の何万倍も広い、正体不明のダンジョンだった。 宙野歩(そらの・あゆむ)、十九歳。大学二年、天文サークル所属。ジョブなし、戦闘系パラメータなし、ステータス表示はまさかの「計測不能」。 そんな俺が黒球の底で出会ったのは、自分が何者かも分からない少女・リン。戦闘力は最強、常識はゼロ。 そして二人の絆が深まるたび、新たな力が与えられる。その一つが、着る服で強さが変わる衣装の力――最強装備は、魔法少女服。 全部憶えている俺と、なにも憶えていない君。 二人で潜るほどに、銀河を動かした「何者か」の正体と、彼女が忘れた記憶に近づいていく――。 黒球の底で、愛を測る。

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小説を読もう2026/07/16
  • 現在の作品宙をゆく者たち ~黒球で出会った嫁が最強サイカワなんだけど~