あらすじ
未来の王妃となるべく魔力と教養を磨いてきた侯爵令嬢エレオノーラ。
だが、婚約者の王太子アルフレートは、潤沢な魔石財閥を実家に持つ新興子爵令嬢ミーナと浮気まがいの仲に陥っていた。
実家の財力を背景に「これは王家の魔力基盤を支える外交だ」と言い訳し、精霊結晶を貢がせて甘える王太子。
周囲が「身分差を超えた真実の愛」と囃し立てる中、エレオノーラは王妃アデレイド陛下へ静かに相談に向かう。
だが、その王妃こそ、かつて夫(国王)の不貞相手を『国家憲兵と秘匿呪術』で家系ごと社会的に消去してきた不貞戦の生ける伝説だった。