あらすじ
「どうせやるなら、勝たなきゃ面白くないだろ?」
大手産業用ロボットメーカーのリードエンジニア・木島馨(47歳)。
久しぶりのアメフト部OB戦で現役高校生にコテンパンにされた夜、いつもの有楽町ガード下の赤提灯に集まったのは、アラフィフになったかつての仲間たちだった。
整形外科医、金属材料の博士、運動生理学の研究者、そして特殊繊維の開発エンジニア。
それぞれが社会の荒波に揉まれ、第一線で戦うプロフェッショナル。
「俺たちの知恵を全部ぶち込んだら、どんなヒューマノイドができる?」
ビールジョッキを片手に始まった、居酒屋の「大人の知識遊び」。
しかし、その悪巧み(ハドル)は、大企業のコンプライアンスや物理法則という名の「冷酷な壁」を次々とぶち破り、本気のプロジェクトへと化けていく――!
予算なし、セキュリティ規約違反? 知るか、仲間だろ!
世田谷の実家の離れ(秘密基地)を舞台に、指先を接着剤と放熱グリスでベタベタにしながら、樹脂まみれで挑む泥臭い試作の数々。
目指すは、自らジーパンを履き、ネクタイを完璧なハーフ・ウィンザーで結び、不整地を激走する漆黒の自律型ヒューマノイド『ハドル』。
冷えたビールと、諦めきれない情熱。
大人たちの、最高に知的な「青春セカンドシーズン」が今、キックオフする!