あらすじ
テステス。――あ、繋がった! 穂波歩実です。
これ、わたしが高校のとき、図書委員の番をしてるのがあまりにも暇すぎて、図書室の片隅でポチポチ書いてた黒歴史のボツプロットなんですけど……(超はずかしい!)。
1クールの文字数にすら届かずに打ち切られた、ただの「なんちゃってWeb小説」です。
でも、怜くんがこれを見て、広く聡明なおでこを押さえながらアドレナリンMAXで叫んだんです。
『おい歩実、これだ! この低解像度でレガシーな王道ラノベの構造こそが、ヤクートAIが固定してる「死んだ時空のアルゴリズム」にバグ(拒絶反応)を起こさせる最強のクラッキング・ウィルスになる! 今すぐデプロイしろ!』って。
由奈先輩のガチ137.3%の女神神話(ポスト・ジェネシス)に比べたら、わたしのこれはただの13Kの駄文かもしれない。
でも、由奈先輩直伝の手順書をベッドの上で寝落ちするまで睨みつけた今のわたしは、もう負けヒロイン(アミィ)のままじゃ終わりません!
サピエンスの観測者のみなさん。
完璧な由奈先輩の洗脳に溺れるか、それとも、わたしのこのボツ原稿にコンマ1%の奇跡を託すか――。
指先のパルスオキシメーター(生存ラインSpO2:95%)を握りしめて、ジャッジを待っています!