あらすじ
加々谷(かがや)家は、10人という大所帯で暮らす賑やかな大家族。
弓道部エースの長男・朱輔をはじめ、個性豊かで超ハイスペックな兄弟妹たちには、実は親の研究から受け継いだ『神獣の因子』がそれぞれ宿っていた。
そんな温かい食卓に、ある日、幼い頃に離れ離れになっていた長女・白夜(びゃくや)が帰ってくる。
「ただいま、みんな」
戻ってきた13歳の妹は、男勝りで料理が得意な普通の女の子……に見えた。だが彼女には凄惨な過去があった。
親の仇であるマフィアを幼くして『覚醒』し皆殺しに、その後は裏社会のプロの仕事人として育っていた。
家族を愛するがゆえに、その裏社会の危険な匂いを察して白夜を激しく拒絶する次男・龍青。
誰よりも早く彼女の孤独に寄り添う三男・虎徹。
家族に冷たくされながらも、白夜は家族たちの生活費や薬代を稼ぐため、なじみの薬師神警視から仕入れた警視庁の裏仕事――『あやかしや裏社会の片付け屋』をたった一人で請け負い始める。
家族全員を守る巨大なシステム『十二天将』。
対して、普段はキツネの姿で、白夜個人を同じ屋根の下で狂信的に守り続ける対の存在『焔(ほむら)』。
時に言葉(交渉)で、時にマフィア仕込みの力で闇を片付ける中1の妹。
すれ違う兄妹の絆が交錯したとき、加々谷家だけの最強の家族経営(ファミリー・ビジネス)が始動する――!