あらすじ

誰も私を望まない。 父も、母も、姉も、使用人も。 そして初めて恋をした人にも。 コルソー子爵家に生まれたアシェルは、誰からも愛される姉ローゼリアとは正反対の存在だった。 姉は父譲りの金の髪と母譲りの美しい緑の瞳を持ち、妹はくすんだ銀の髪と冷たい青の瞳を持って生まれた。 不吉。不気味。 そう言われ続け、外では金色のカツラを被ることを強いられてきた。 そんなある夜会でのこと。 人目を避けて逃げ込んだ庭園で、涙を流す一人の青年と出会う。 彼の涙を拭ってあげたい。 けれど自分が関われば彼に迷惑がかるかもしれない。 そう思いアシェルは、刺繍入りのハンカチだけを残しその場を去った。 それから数日後。姉へ持ち込まれた縁談。 その相手は最北の地を守る辺境伯、ルーカス・ボルトニア。 人々から『死神』と恐れられる冷酷な男だった。 しかし姉はその縁談を嫌がり、代わりにアシェルを差し出す。 そしてアシェルが嫁ぐ先で出会ったのはあの夜、庭園で涙を流していた青年だった。 ※ハッピーエンドではありませんのでご注意ください

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小説を読もう2026/07/16
  • 現在の作品望まれなかった花嫁は消えます〜さようなら、初恋の人〜