あらすじ
【つばさ文庫小説賞用あらすじ】《ネタバレ》
小学五年生の夏休み。浅香ルナは、ラブラブな両親の海外旅行に置いてけぼりにされ、一人でおばあちゃんの住む山奥の村へ行くことに。部活合宿の兄も不在で少し寂しいルナでしたが、おばあちゃんはなんと、元・山天狗の巫女という美魔女!
村でルナは、不思議な魅力を持つ三人の同級生、ナコ、マサヤ、ヒロシと出会います。川遊びにお菓子作り、畑仕事。みんなで協力するうちに、ルナは彼らと固い絆で結ばれていきます。しかし、楽しい日々の裏で、不穏な影が忍び寄っていました。村に現れた怪しいカップル、そして不気味な祈祷師⋯⋯実はカップルは村の財宝を狙うハンターで、祈祷師は彼らから村の石像の封印を守るため、村長に雇われたプロだったのです。
そんな中、ルナにある異変が起こります。なんと、ルナにしか聞こえない【山天狗の真の長】の声。ちょっとワガママ少女なその天狗は、強い霊力を持つルナを気に入り、呪いで倒れそうになると幻術で治療し、未来のルナの姿【アイドルや宇宙飛行士!】を夢で見せて応援してくれます。
ある日、神社の神主から「巫女にならないか」と勧められたルナは修行に励み、ついに山天狗を抑える能力を開花させます。
しかし、ついに最悪の事態が訪れます。ハンターによって封印が破られ、村の石像の恐ろしい呪いが発動してしまい、 窮地に陥る村。その時、ナコ、マサヤ、ヒロシの三人が、実は【妖怪の血を引く者たち】であることが明かされます。ルナは特別な霊力と、信頼する仲間たちと力を合わせ、大がかりな結界術で呪いの封印に挑みます。
激しい戦いを終え、静けさを取り戻した村。夏休みの終わり、ルナはみんなに、ある決意を告げます。
「私、中学生になったらこの村に住む!!」
無限に広がる未来の夢。だけど、何より大切なのは、この村と大好きな友達だから。少女のちょっぴり不思議で、最高に熱い友情、ひと夏の夢冒険ファンタジーです。