あらすじ

午前三時十二分、施錠した家の中で八歳の娘の防犯ブザーが鳴った。玄関にも窓にも異常はなく、娘は「間違えた」と言う。 けれど翌朝、娘は運動靴をベッド脇に揃え、ランドセルと水筒をまとめていた。 三日後、娘が指さしたのは押入れの天袋。父が合理的な説明で消してきた「音」の先には、細い赤い糸で防犯ブザーへつながれた古い点検板があった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2026/07/14
  • 現在の作品娘の防犯ブザーは、家の中でしか鳴らない