あらすじ

真面目で勤勉は生徒会役員のハクマ・アリネスティは、突如現れた転校生、朽木あのんの指導役になってしまう。 中庭に落とし穴を掘ったり、屋根の上で弁当を広げたりと、彼女の奇行は止まらなかった。 元貴族校、アエテルナ学園から始まる話。 あらすじ: 元貴族学園に所属する、ハクマ・アリネスティ、十七歳。彼は、生徒会役員の風紀委員を務めていた。そこへ転入してきた奇抜な少女、朽木あのん。彼女の奇行の激しさに、彼は学長直々に、指導役を任されてしまう。学園の行事の買い出しで行動を共にし、彼は彼女の異様な生態を知ることになる。何者かからハクマを隠そうと動いたり、学園へ帰った後は彼に女湯への侵入の濡れ衣を着せたりと、彼女の奇行は止まらない。育て親である学園長からは、「彼女はお前を守るためにそんなことをしている」と聞かされる。 数日後、彼らは誘拐事件に巻き込まれる。そんな中でも、朽木あのんはまるで遠足へ来たような態度を崩さなかった。その誘拐の目的は、”白魔術の後継者”という、絶大な兵器を抱えるアエテルナ学園への威力偵察。ハクマを対象とした誘拐は、他の生徒たちも巻き込むことになった。”魔術師”が現れたりと、死闘の中、朽木あのんの行動にはやはり異常さが目立った。ハクマと同じ生徒会役員であったユウマは、彼女の知り合いであるかのような口ぶりを見せ始める。ハクマには魔界の上層階級が怯えるほどの力があるのだ、と言い放つ魔術師たちとの接触で、彼の中に眠っていた力は、次第に勢いを強めていった。憲兵団たちが到着し、事件は収束を迎える。 ハクマが自分を”白魔術の後継者”と定義されてからは、学長からの訓練が始まった。誘拐事件で出会った魔術師、エオン。彼もまた魔界での実力主義に苦しめられており、学長の思想に共感して寝返った。ハクマを魔界兵器として、魔術師が奪われた領土を取り返そうとするのに対し、学園を強力な結界で守っていた。学園は、魔界と地表界の均等を保とうとしている。のちにハクマは、学長の進言によりその魔界へ行く事になる。同行した朽木あのんの存在に疑問を示すも、彼女はかつて裏社会へと流された、知略に長けた名門・朽木家の子息であることが明かされる。魔界へ到着し、ハクマの存在が露見すると、大乱闘が巻き起こる。彼を捕らえて”力”のみを利用しようとする者たちに対し、情報を渡されないまま流されていたハクマは、ついに限界を迎える。学園を守ったまま、この歪んだシステムを変える決意をした。

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カクヨム
カクヨム2026/07/15
  • 現在の作品アエテルナ学園の裏