あらすじ
大規模な未鑑定神格災害《玄日》によって未来は崩壊し、仲間を誰一人救えなかった青年・西条実鹿。カミサマとも、人間とも定められない彼は、死の間際に懐かしい《カミサマ》から告げられる。
――愛されなさい。選ばれるだけではなく、選びなさい。
次に目を覚ました時、実鹿は十七歳へ戻っていた。
神格鑑定局の最重要管理対象。観測課が扱う神格鑑定特例第一号。
生まれつき不幸を引き寄せ、神隠しの果てに神格核を継承した存在。
通称、《神依様》。
未来を覚えているのは実鹿だけ。
死ぬはずだった人々も、やがて街を呑み込む災害も、まだ何も知らずに生きている。
今度こそ、誰も死なせたくない。
そう決めた実鹿の前に現れたのは、未来を変える《神託》だった。
神託より、救助要請。
神依様は今日も独り、神格事案の底へ堕ちていく。
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◆西条実鹿
神格鑑定特例第一号として局内で管理される《神依様》。
不幸を引き寄せる性質と、選択肢によって未来へ干渉する《神託》を持つ。
自分にはかなり後ろ向き。
◆成久猫々
二級神格鑑定士。調査部調査課B班所属。
明るく人懐こいが、現場では観察と判断を止めない。
崩壊した未来では、実鹿の臨時監視担当を務めた直後に死亡。
◆由良真守
一級神格鑑定士。調査部調査課A班班長。
現場指揮官として極めて高い評価を受けている。
崩壊した未来では、《玄日》降臨後に死亡。
◆清水紫鶯
一級神格鑑定士。異能対策部観測課神無瀬分室所属。
言霊縛りの異能を持つ。崩壊した未来での最期は不明。
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※本作は、カクヨム公式シェアワールド「神格鑑定局」の設定を使用しています。
ただし、独自の設定と解釈をめちゃくちゃ含んでいます。独自設定は、後日まとめて公開予定です。
※以前執筆していた別小説を、世界観も人物も構成も作り直しました。
面影はありますが、中身はだいぶ別物です。
※長編なので5万字以上になる予定です。長いです。