あらすじ
エリート刑事だった隼見迅は、たった一人の情報提供者を守れなかったことで、すべてを失った。
懲戒、左遷、そして押し込まれた先は、問題児ばかりが集う吹き溜まり部署――特命捜査九係。
素行不良の相棒、褒められることに執着する尊大な協力者、組織の論理に縛られたキャリア警視。
はみ出し者たちと組まされた迅は、小さな詐欺事件から、暴力団、警察内部の腐敗、そして国際犯罪シンジケートへと繋がる巨大な闇を追うことになる。
その先で待っているのは、かつて迅を陥れた張本人との再会――。
誰も信じず、誰にも深入りしないと決めていた男が、
「もう二度と、誰も切り捨てない」と誓えるのか。