あらすじ
アイザック=シュエイ、異世界のとある学校で守衛を勤める彼女には、かつて遠い日本で職場全体から嫌われていた男性の苦い記憶がある。
仕事の覚えが人一倍悪く、上司から酷い罵声と職場全体から嘲笑を受けていた過去の彼は、その度重なるパワハラによってストレスを抱え込みすぎ、胃に幾つもの穴を開けて29歳の若さで命を閉じた。
そんな記憶がある故に人間嫌いな彼女であるが、ある日の少女との出会いを境に、妙に生徒達から人気を博してしまう。
「シュエイさん、今日も勉強教えてよ」
「……教室に行って先生に習ってこい」
保健室登校ならぬ守衛室登校となった少女に入り浸れながら、今日も彼女は死んだ目で真っ直ぐに、異世界を生きていくのだ。