あらすじ
「耳を触るなんて、極刑よ!」
異種族が当たり前に暮らす現代日本。
エルフ、獣人、妖精、ドラゴン――。
見た目は人間に近くても、価値観も常識もまるで違う。
そんな世界で生きる高校生・鳥居門人(モンド)は、誰よりも優しい。
……ただし、誰よりも空気が読めなかった。
困っている人を助ければ怒られ、
励ましたつもりが侮辱になり、
善意で耳を触れば痴漢扱い。
異種族の文化を知らない彼は、毎日のように大騒動を巻き起こしてしまう。
そんなモンドのクラスへ転校してきたのは、人間を「下賤」と見下すエルフの名門令嬢・エルシア。
最初は犬猿の仲だった二人。
しかし、お互いの「当たり前」に触れていくうち、少しずつ世界の見え方が変わっていく。
価値観が違えば、優しさの伝わり方も違う。
笑って、すれ違って、それでも理解したい。
異文化だからこそ起こる勘違いと、
不器用な少年少女が少しずつ歩み寄っていく、
異種族青春ラブコメです。