あらすじ
あらすじ
この話は、ある雑誌記者のインタビューから始まる。それは、主人公の早乙女が教授へ昇進するきっかけになった論文の中の相続に関する争い事を主題とする話である。
それは全く真逆の厳かな自筆証書遺言とシンプルな公正証書遺言に関する相談であり、単なる相続の相談であるはずであった。
早乙女は公正証書遺言に潜む不正を暴いていく。
しかし、これは単なる序章に過ぎなかった。その自筆証書遺言の株の構成に潜む真の狙いを知った早乙女の再逆襲が始まる。
これは、策略と憎悪と猜疑心により、人として生きる上で、重要な羅針盤を壊してしまった人たちを、深層心理の観点から解決へ導いた若き天才心理学者の物語である。
登場人物
早乙女弘樹(さおとめ ひろき)・・帝央大学心理学教授
伊藤真奈美(いとう まなみ)・・・早乙女教授の助手
津野神セリ(つのかみ せり)・・・インタビュー記事の雑誌考都の記者
佐々木優(ささき ゆう)・・・・・葛飾中央署の刑事
橘結衣(たちばな ゆい)・・・・・佐々木刑事の大学の同級生
(相続の相談者)