あらすじ

中学校の社会科教師・天野悟、三十七歳。 呼吸器の要る五歳の次女。もう何ヶ月も、必要なこと以外を話していない妻。 雨の夜、トンネルの崩落とともに、悟は『古事記』の神代へ放り込まれる。 蛭子流し。イザナミの死。黄泉への追跡―― 教科書で何十回も教えてきた神話が、目の前で、生々しく動き出す。 「不完全だから捨てる」と言い切る神々に、悟は問う。 どんな形であっても、命じゃないのか、と。 それは神々への問いであり、そのまま、 妻と娘を思い通りにできなかった自分自身への問いだった。 ◆全12話+エピローグ、完結済み。週2回更新で最後まで走ります。 ◆国生みから天孫降臨、ヤマトタケルまで。教科書の三行の、その外側の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/07/15
  • 現在の作品教科書には、三行しか書いてない ―社会科教師、異世界『古事記』で神様相手に授業を始める