あらすじ
作家になる夢を諦められないまま、三十二歳になった男・神崎玲司。
創作の糧になることを期待して、彼が選んだ職業は探偵だった。
ただし、その探偵事務所の所長は十五歳の女子高生・葛城千歳。
何でも見透かすような勘を持ち、裏社会の人間からすら恐れられる謎多き少女に、神崎はある日告げられる。
「おじさんなら、ちゃんと真実を聞き出せるよ」
浮気調査。
家族問題。
企業と裏社会の抗争。
平成初期の新宿を舞台に、冴えない元作家志望の探偵が、人の嘘に隠された真実と向き合っていく。
これは、最強の少女と平凡な男が始める、少し変わった探偵の物語。