あらすじ
「お前の持つ『発酵』などという地味な加護、我が王宮には不要だ!」
能力を無能と罵られ、婚約破棄された 元公爵令嬢のエリザ。彼女の正体は、前世で魂を込めて チーズを醸造していた「ガチのチーズ職人」だった
追放 先である 北の最果ての寒村は、見渡す限りの銀世界。作物は育たないが、雑菌が少なく、温度が一定の天然岩穴が あるこの地は、エリザに
とって『最高の 熟成庫』だった!地元のミルクを使い、職人技で仕込んだ
とろとろの『ラクレットチーズ』。暖炉の火で炙り、熱々のじゃがいもに
たっぷりとかけたその一皿は、激務で断食症に落ちていた冷徹な若き
領主、アルベルト辺境伯の胃袋の完全に掴んでしまいー!?
「エリザ、頼む。毎晩私のために、暖かいスープとチーズを淹れてくれ」
魔法が 頼らない、時間と微生物の奇跡。天才職人令嬢が、食の力で
冬の領地を美味しく変えていく、ほっこり仕事&溺愛 ファンタジー、
ここに開幕!