あらすじ
真琴、第10文化圏ザポテックに立つ!!
女子プロレスラーの真琴は、異世界のザポテックに転移した。
帰れないことより、言葉が通じないことより、明日の食事よりも、彼女が最初に絶望したのは二つだった。
プロレスができない。
オタ活ができない。
よろしい、ならば、作ればいい。
リングがないならリングを作る。観客がいないなら観客を育てる。同人誌がないなら刷る。推しがいないなら布教する。
真琴は、まず受け身を教えた。次にリングを作り、仮面の名乗りを教え、実況と解説とレフェリーを置き、パイプイスと折り畳み机を神具にし、有刺鉄線デスマッチという言葉を残し、リングドクターを導入し、卵ご飯のために養鶏と米食まで広めてしまう。
さらに、プロレス漫画、女子プロレス、ゲーム、推し活、同人誌、衣装論争、夜のタッグ、レスラー写真集、可動模型、発信文化まで、ありとあらゆるオタク知識をプロレスへ注ぎ込んだ。
後世の神官たちは、それを神託と呼んだ。
本人は、ただプロレスとオタ活がしたかっただけである。
本作は、『第十六個体観測録』関連短編です。
本編:『第十六個体観測録』
https://ncode.syosetu.com/n6732mh/
本編では直接語られない第10文化圏ザポテックの奇妙な文化的背景を、暦外の預言者マコトの暴走を通して描きます。
これは、異世界に来ても推しとリングを諦めなかった女が、文化圏一つをうっかりルチャリブレとオタ活のブラックホールに変えてしまうまでの、暴走布教譚である。
本作は、作者が世界観設定、キャラクター設定、勢力構造、物語の方向性を作成し、それらに基づく本文の下書き・推敲補助にAIを使用しています。AI出力をそのまま投稿するものではなく、作者が内容確認、設定整合性の確認、加筆修正、投稿判断を行っています。