あらすじ
教会の陰謀により「偽聖女」の烙印を押され、聖都を追放された薬師令嬢ルチア。妹のステラは本物の聖女であり、姉を庇って泣いたが、ルチアは妹を守るため、そして念願の薬草研究のため、晴れ晴れとした気持ちで森の奥へと移り住む。ある雨の日、ルチアは傷だらけで倒れていた黒衣の青年クロムを保護する。その正体は、人間に絶望し魔力を暴走させた魔王だった。ルチアが淹れた「瘴気を中和する特製薬草茶」によって心身を救われたクロムは、ルチアの無償の優しさに心を解きほぐされ、彼女を過保護に溺愛し始める。そこへルチアの薬草レシピを奪おうと教会の追跡部隊が現れるが、クロムは圧倒的な力で彼女を守り抜き、二人は共に魔界の地へと旅立つ。