あらすじ

【あらすじ】 下界(人間界)と天界を駆け抜ける音速の運び屋(メッセンジャー)、半神の少年サンタ・クルーズは、聖なる夜に最悪のデリバリーをしてしまう。彼が届けたのは、魔界の悪夢の強壮剤――。それを飲んだ人間は狂気へと堕ち、サンタ自身も不意打ちによって「半分の存在(人間の部分)」を奪われ、下界での存在が消滅してしまうのだった。 失った半分を取り戻すため、サンタは天界へと昇天し、人の夢を無慈悲に打ち砕く戦闘部隊「ドリーム・クラッシャー(夢幻戦士)」の訓練生となる。一癖も二癖もある仲間たちと共に過酷な戦いへと身を投じていく! 【物語の概念・世界観】 従来の「勧善懲悪」の概念を覆す『3つの概念』に基づいて描いたダークファンタジー・バトルアクション。 ◆ 歪《いびつ》な夢は非望となる 人間の心に宿る「アーティストになりたい」「金持ちになりたい」という純粋な夢。しかし、それが他者を陥れる野望、身の丈に合わない不届きな欲望へと肥大化したとき、夢は歪み、邪悪なエネルギーを放つ“非望(ひぼう)”へと変貌を遂げる。非望は人間をバケモノ(非望因子)へと変え、世界を破滅へと導く悪魔の家畜となる。 ◆ 歪《いびつ》な夢を育てる者(ナイトメア・メーカー) 「優しく、望みを叶えてくれる存在」に見える悪魔たち。彼らは甘い言葉でささやき、人間に都合の良い“夢”を与え、甘美な誘惑でその欲望を肥大化させる。しかしその本質は、夢を“非望(ダークマター)”へと 育て上げ、人間を狂わせる「邪悪の根源(ナイトメア・メーカー)」に他ならない。 ◆ 壊し屋(ドリーム・クラッシャー) 悪魔とは対照的に、冷徹で無慈悲に見える光の天使たち。彼らは人間から「夢」を容赦なく奪い、綺麗に打ち砕く。なぜなら、肥大化した夢(非望)が人間を狂わせる前に、その芽を摘み取ることこそが天界の定義する「愛」であり「救済」だからである。彼らは夢を壊す正義の味方――「夢幻戦士(ドリーム・クラッシャー)」と呼ばれる。 【登場人物紹介】 サンタ・クルーズ 下界人(人間)と天界人(神)のハーフである17歳の少年。音速で駆け抜けるスピードスキルを持つ元「運び屋(メッセンジャー)」。 金髪に赤色のメッシュが入った髪、赤いライダース、赤いブーツが火の玉を想起させる。 天真爛漫でスーパー・ポジティブ、かつノリツッコミが激しいが、幻魔の攻撃で「人間の半分の存在」を失い、それを取り戻すために夢幻戦士(ドリーム・クラッシャー)を目指す。 ミカエル ドリーム・クラッシャー部隊の大隊長を務める最高位の天使長。真面目とマッチョを足して倍にしたような堅物だが、非常に慈悲深く、サンタを何かと気にかける。サンタからは「眩しいマッチョのおじさん」呼ばわりされ、そのたびにブチ切れる苦労人。 女神アンドロメダ 天界十二柱のひとりとされる女神。本人曰く、青少年ならば誰もが憧れる“隣のお姉さん的女神”だと言い張るだけあり、気さくな神である。サンタに女神の加護を授け、さらにドリーム・クラッシャー部隊への編入を言い渡した。 ダンサー・ゼロ ドリーム・クラッシャー訓練生レッドクラス所属。サンタの相棒(ツーマンセル)の女剣士。容姿端麗だが男勝りで非常に口が悪い。「最強」を目指す圧倒的格闘センスの持ち主。 ダッシャー・ライノット レッドクラスのリーダーを務める金髪ロン毛の男。爽やかな面構えの優等生だが、どこかピンボケしており、渾身のギャグ(「夢想で無双」など)を放っては周囲を凍りつかせる残念なイケメン。 キューピッド・アモル ブルーの大きな瞳、アヒル口、尖った耳(ハイエルフの末裔)を持つエリート女射手。古代幻夢魔術の使い手で、ミカエルからも一目置かれる実力者。徳高い聖女だが、ダッシャーのつまらないギャグには容赦なく毒舌を突き刺す。 銀髪の戦士(ドリーム・クラッシャー) 最高位(SSランク)の夢幻戦士。逆立つ銀髪で無表情・無言。圧倒的な静寂の圧を放ち、光の剣で一瞬にして非望を木っ端微塵に打ち砕く。 「奪う天使」か、「与える悪魔」か。 人間の夢と欲望を巡る、前代未聞の“夢壊(クラッシュ)”バトルアクション、ここに開幕!

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カクヨム2026/07/15
  • 現在の作品夢狩りの天使と夢紡ぎの悪魔