あらすじ
友だちと図書館に行く約束をしていたわたしは、その途中で車にひかれそうになり、手の骨を折ってしまう。病院で手術をして、しばらく入院することになったのだけれど、病院には何も面白いものがなくてたいくつだ。
ある日、屋上にある原っぱで四葉のクローバーを探していると、車いすに乗ったおばあさんに声をかけられた。脳の血管がつまって、体が不自由になってしまったのだという。おばあさんは私に、特別なひみつを教えてくれた。
「わたし、実は魔法が使えるの」
脳梗塞や糖尿病など、色々な理由で入院している人たちの願いを、おばあさんが魔法でかなえてくれる、そんな不思議な物語。