あらすじ

魔法が封じられた世界に、村の便利屋を名乗る少女がいる。セイラ・サバー、十六歳。亜麻色の髪をした彼女の中身は、もっとずっと長く生きている──。 育ての親は、村外れで武具を打つ偏屈な老人。賢者ケイ・サヴァが遺したのは、ほのかに温かい宝石ひとつと、いくつもの言葉だった。 ある朝、祭りの金と形見の宝石が同時に消える。村は、よそ者の青年を犯人だと決めつけた。けれどセイラは気づく──盗まれた宝石と、盗まれていない宝石。二つの事件は、別の顔をしている。 剣でも魔法でもなく、言葉と推理で。少女は各地の謎を解きながら、封印された魔法と、じいさんが遺した「選択」へと近づいていく。 「力は奪うものではない。生まれるものだ」──謎解きと、静かな優しさの物語。全十章+幕間、完結済み。

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カクヨム
カクヨム2026/06/18
  • 現在の作品セイラ・サバーの事件簿