あらすじ
帝国と、復活した“闇の女王アーゼラ”。
二つの巨大勢力が激突し、世界はかつてない戦火に包まれていた。
禁忌の魔法が飛び交い、大地は焼かれ、魔獣や亡者の群れが各地を襲う。
どちらが勝っても、この世界に未来はない——誰もがそう感じ始めていた。
王国の少女サーラもまた、その現実を前に立ち尽くす。
伝説の魔法デバイスを手にし、帝国の侵攻を退けた彼女だったが、今度の敵は国家同士の戦争ですらなかった。
世界そのものを滅びへ導く災厄。
正面から戦っても勝てない。
逃げ続けても、いずれ全てが飲み込まれる。
だからサーラは考える。
仲間たちと共に、“別の結末”へ辿り着く方法を。
彼女が最後の希望として目を向けたのは、古代より伝説として語られてきた「竜」の存在だった。
少女たちは旅立つ。
滅びゆく世界を終わらせないために。
これは、絶望の時代に抗う少女たちが、未来を取り戻そうとする物語。
王道長編ファンタジー三部作、堂々完結。