あらすじ
犬飼春樹は英雄ではない。
誰かの後ろに隠れ、波風を立てないように生きてきた、ごく普通の少年だった。
そんな彼のもとへ、一冊の古びた本が届く。
『Alchemyst』
それは選択によって物語が変わる、不思議な冒険書。
だが本を読み終えた翌朝、春樹はその物語の世界で目を覚ました。
魔法が存在する王国アルジェリア。
失われた歴史。
忘れ去られた魔法。
そして、自分をこの世界へ呼んだ誰か。
なぜ自分なのか。
その答えを探しながら冒険者として生きる春樹だったが、やがて伝説の勇者・中村向日葵の遺産へと辿り着く。
それは世界の真実へ続く鍵だった。
七つの幻想。
神々を超える概念。
受け継がれる意志。
そして、消えゆく二つの世界。
これは世界を救う物語ではない。
世界の真実を受け入れる物語だ。