あらすじ
勢助人(いせすけと)、37歳。元凄腕インフラSEにして、現在は社内システムの厄介なクレームを片付ける「ヘルプデスク」。 ある日、彼は趣味で組んでいた自作AI「エイジス」と、ソロキャンプ用に奮発した「15万円の超大容量ポータブル電源」と共に、見知らぬ異世界の森へと飛ばされてしまう。
剣と魔法のファンタジー世界かと思いきや……実はこの世界、超高度な古代魔導インフラが800年前の「未知のウイルス(魔力災害)」によってダウンし、そのまま【フリーズ】しているだけのポストアポカリプス世界だった!
「魔法が使えない? ……ただのネットワーク障害だな」
魔力ゼロの助人だが、彼にはヘルプデスクとして培った「トラブルシューティング能力」と、無限の電力を生み出すポータブル電源、そして異世界で感情を持ちスーパーAIへと進化した相棒のエイジスがいる。
ポンコツだけど愛らしい「お嬢様AI」や「巨乳メイドAI」、過労死寸前の「防衛AI」など、800年間放置されてバグり散らかしている古代のシステムたちを、地球のIT技術と泥臭い物理修理で次々とデバッグ(救出)していく助人。
やがて彼らは、世界を狂わせた元凶である大ボス(メインサーバー)の再起動という、誰も成し得なかった超大規模なシステム復旧へと挑むことになる——!
終わらないバグがある限り、最強のITエンジニアの残業(トラブル対応)に終わりはない。 「さあ、世界(メインサーバー)の魔改造パッチ、実行(デプロイ)だ!!」