あらすじ
一億年後の地球で、僕は初恋の人にもう一度出会う。
中学一年生の八式十織は、ゲームを起動した瞬間、真っ暗な空間で謎の少女アイラと出会う。
気づけば彼は、全長250メートルのストライクドールと感覚を共有し、帰還者と戦っていた。
そこは――
一億年後の地球。
破局噴火、氷河期、オゾン層消失、惑星衝突。
人類はほぼ滅び、地上には100メートル級の巨大昆虫が支配者として君臨していた。
生き残ったのは、
宇宙へ逃れた人類と、
海底で眠り続ける人類。
そして、方舟から地上に散ったわずか二百人。
十織は、
アイラ、エマ、アイナ――三人の少女と共に、
人類が暮らせる島を探し、
巨大生物と戦い、
海底の箱舟を救い、
ついには人類最後の希望・光子帆船の大気圏突入を支えることになる。
だがその旅の果てで、十織は知る。
ストライクドールの中で眠る少女がいることを。眠る彼女の名は――
和桜(あいら)。
十織が子どもの頃、告白できないまま別れた初恋の人。
そして十織自身もまた、一億年前に目覚めぬ人となり、眠り続ける存在だった。
願いは、一億年を越えても届く。
これは、滅びた地球で再会する、少年と少女の物語。
そして――
人類最後の希望をつなぐ、一億年後の伝説。
※青い鳥文庫小説賞参加用作品です。
※AI使用は表紙作成、誤字脱字チェック、物理、化学、歴史など考証チェックに使用。
※エブリスタオンリー