あらすじ
国家指定の一級危険地帯『昏き精霊の樹海』。一般の冒険者が発狂するその地獄のただ中で、鼻歌交じりに新種のキノコを採取する男がいた。
彼の名はアルス。世界に存在するあらゆる事象を瞬時に見抜く『神の鑑定眼』と、それを力でねじ伏せる『規格外の魔力』を併せ持つ、世界最強の博物学者だ。
ある日、アルスは悪質な密猟者集団に追い詰められた、数百年に一度の絶滅種『天狼族』のモフモフな子供と出会う。
指先一つで密猟者を一瞬でボコボコに制圧したアルスは、お腹を空かせた子供のために、チート知識をフル活用した最高に美味しそうなファンタジー飯を振る舞うが――!?
これは、最強の学者と、彼を「せんせい」と慕うモフモフの子供が紡ぐ、賑やかで優しい、世界を巡る博物誌。