あらすじ

二年前の事故で両親を失い、声を失った少女、七瀬詠(ななせ・うた)。 もう歌わない。 もう声なんていらない。 そう決めていた詠を、幼馴染の橘澪(たちばな・みお)は軽音部へ引きずり込む。 担当するのはキーボード。 声を出さなくても、音楽の中にはいられる。 詠はそう思っていた。 けれど文化祭ライブの日、雷雨によって体育館は停電する。 マイクも、スピーカーも、キーボードも使えなくなった暗闇の中で、澪の生ギターだけが鳴りはじめる。 それは、詠が事故の日に最後に歌った曲だった。

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カクヨム
カクヨム2026/06/17
  • 現在の作品最後の一曲で声を失った少女は、君のギターでまた歌う 〜癒しの声は、まだ私を救えない〜