あらすじ

夏の間、アリはせっせと食べ物を運んでいた。 一方、キリギリスは草の上で歌ってばかり。 アリは「冬に備えて働きなさい」と説教するが、キリギリスは笑って言う。 「働いてるよ。虫チューブで」 歌の才能は本物だった。 キリギリスの動画は大バズりし、広告収益も入り、虫チューブ急上昇一位。 アリの説教は、数字の前で少しだけ揺らぐ。 しかし秋になると、視聴者の虫たちは冬眠準備に入り、再生数が落ち始める。 そして冬。 通常の歌動画は伸びない。 だが、ある動画だけが爆発的に伸びた。 「夏に歌っていたキリギリスが冬に震える動画」 キリギリスは気づいてしまう。 冬は、ザマァ需要がある。 そこからキリギリスは、備蓄なしのふり、寒さ耐久、反省回、炎上芸へと走り出す。 アリは本気で止めに来るが、その説教まで撮影され、サムネにされ、ついにはバズってしまう。 「私は出演していません。説教しました」 説教に来ただけのアリは、いつの間にか動画監修、コメント整理、安全確認まで手伝わされる。

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カクヨム
カクヨム2026/06/17
  • 現在の作品アリとキリギリス、キリギリスのザマァ動画がバズる