あらすじ
父と母が事故で亡くなった。
一人娘である私と、祖父から譲られた大きな会社を残して。
亡き父の地位を継いだのは父の兄である叔父。
そして私はその叔父夫婦に引き取られた。
引き取られた叔父夫婦との生活は地獄を汚い汚物で煮詰めたような環境だった。学校の成績が少しでも悪ければご飯にもありつけず、事あるごとに完璧で無ければ難癖をつけて殴る蹴るの暴力三昧。姑息なのは表面上は愛娘として扱われていたことだ。経営者として脳のない叔父は今まで祖父や父が大切に人生をかけて大きくした会社を潰しかけた。叔父はギャンブルに酒、女遊び、叔母は宝石にドレス、パーティーの豪遊三昧。
何十年も一流企業として君臨していたのにも関わらず、あっという間に倒産しかけ、現在最高峰の最新技術を誇るコングロマリット企業であるオルファンテックグループの親会社【オルファンテック】に買収された。それに加え、オルファンテックは今後一切会社に干渉しないことを条件に手切れ金として150万ドルを叔父に渡した。だが叔父夫婦は輝かしい生活を捨てられず、手切金はあっという間になくなり叔父夫婦は借りてはいけない所……いわゆる闇金からお金を借りてしまった。
それが運の尽きだった。