あらすじ

白い雪に閉ざされた最果ての地、ヴァルデリウス領。 政略結婚で嫁いだ先でアナスタシアを待っていたのは、無愛想だが実直な夫・ジュリアンとの、言葉少なで静かな新婚生活だった。 ――しかし、戦火は非情にも二人を分かつ。 遠く離れた戦地から届く、夫の不器用な手紙。 それだけを心の拠り所にしていた彼女だったが、ある日を境に、返信は途絶えてしまう。 「旦那様の愛したヴァルデリウス領とその領民を、必ず守ってみせます」 夫の不在、迫りくる飢えと閉ざしの冬。 孤独な男爵夫人として工房を切り盛りする彼女は、自ら「彩雲色の糸」を紡ぎ、過酷な運命に立ち向かう。 これは、一通の手紙から始まる、喪失と再生の物語。 ※本作はカクヨムにて投稿していた『最果てより、愛をこめて。』の加筆修正版です。大まかな話の流れは変わりません。

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小説を読もう2026/06/17
  • 現在の作品最果てより、愛をこめて。