あらすじ

本編『蒼蓮の天秤』より、安倍晴明を主人公としたスピンオフ。 人々から勝手に評価され、陰陽寮の最上級術師となった安倍晴明。 しかし、本人が願ったのは名誉でも富でもない。 「一人で静かに仕事がしたい」、それだけだった。 その願いの結果、与えられたのは最下級術師『無色』の位と、西の離れにある誰も近寄らない呪物置場。 そして、気づけば立ち上げられていた新部署――陰陽寮呪物管理課。 ただし、所属する術師は安倍晴明ただ一人である。 毎日のように部屋に運び込まれる危険な呪物に埋もれて、 陰陽寮の営業担当が勝手に持ち帰ってくる怪異事件に翻弄される。 それでもーー。 「……あぁ、茶が飲みたい」 そうぼやきながら、安倍晴明は今日も呪いを解析し、解読し、解き続ける。 これは、本編『蒼蓮の天秤』が始まる前――安倍晴明と陰陽寮で起きた怪異譚の記録である。

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小説を読もう2026/06/17
  • 現在の作品こちら、平安、陰陽寮呪物管理課。