あらすじ
父が亡くなった日から、伯爵家は静かに変わり始めた。
古くから仕えていた使用人達は去り。
屋敷には知らない顔ばかりが増えていく。
十四歳の伯爵令嬢は、その変化をただ見つめる事しか出来なかった。
父が何をしていたのか。
何を調べていたのか。
何を残したのか。
少女は何も知らない。
けれど。
失われたはずの足跡は、思いもよらない形で少女の前に現れる。
消えた記録。
語られなかった過去。
そして世界から忘れ去られた文明の痕跡。
父の残した謎を追ううちに、少女はやがて一つの真実へ辿り着く。
それは、父が命を懸けて追い続けた世界の記録だった。
『最後のお姫様 ~失われた世界の記録~』
これは、失われたものを探し続ける少女の物語。