あらすじ
■あらすじ
帝国はその役目を終え、第一期防衛戦に敗れた貴族たちは平民側についた蛮族によって次々と打倒されていった。
帝国時代から貴族に仕えていた宮廷魔術師たちは魔兵装『土偶』を開発し、第二期防衛戦で貴族側を勝利に導いた。
第一期防衛戦から貴族側の兵士として戦ってきたジークだったが現役を退き、剣術を『土偶』に教えるという退屈な毎日を送っていた。
そんなある日、ジークの元に一人の近衛が訪ねて来る。王女を北方貴族の叔父のところまで護衛して欲しいというのだ。
ジークは年齢を理由に断ったが、近衛は食い下がり、先の戦いでの通り名『人形遣いジーク』を口にする。
ジーク、近衛、王女の三人は、道中知り合ったカイルという盗賊を仲間に加え、叔父のもとへ旅に出る。
途中、平民の国を横断するルートを余儀なくされたジークたちは蛮族の警備に遭遇する。
ジークは帝国時代から伝わる『戦いの原則』を用いて追跡をかわし、時には『土偶』を駆使しながら戦い、前進した。
無事に彼らを叔父のもとへ届けたジークだったが、ここで帝国復活の鍵を握る王女の秘密が明かされる。
「これは生き残った者が背負うべき十字架だろう」
そうつぶやくジークは再び戦いに身を投じることになった。
■ジークについて
フルネームはジーク・フォルモント
装備は以下となる。
《キリジ(Kilij)》
先端のみ両刃、それ以外は片刃で日本刀よりも反りが強調されており、太刀筋が読みにくいという特徴がある。
一撃で相手を倒すというよりも、複数回の斬撃で相手の急所を攻撃し戦闘不能にさせることに重きが置かれている。
《バックラー》
比較的軽量で小型の盾で相手の攻撃をさばき、バックラーを用いた殴打など攻守で用いられる。
《土偶》
第一期防衛戦直後、宮廷魔術師たちが作成した魔兵装のプロトタイプ。
量産型は暴走防止のため特定のコマンドしか受け付けない仕様だが、ジークのそれは防御魔法や水のろ過など兵站としての機能も備えている。
動力源は当時、宮廷魔術師の頂点に君臨した大魔術師エルバの意思により切り分けられた彼女の魂を使用している。
普段は手のひらほどまで縮小された状態でジークが九十九体、携行している。
土偶には番号が振られており以下のように役割が与えられている。
No1からNo25はエルバの魔法兵装
No26からNo35は斥候・隠密兵装
No36からNo40は医療兵装
No41からNo80は通常兵装
No81からNo99は重機兵装
■カイルについて
盗賊。ジークたちから金品を奪おうとするもあっけなく制圧されてしまう。
奴隷として平民の国で生活する姉(ミカ)を解放するため、旅の途中の食料確保を担当する。
武器はスリング(投石器)とナイフのみ。
■ミカについて
とても明るい性格、見かけによらず怪力で純粋な身体能力ではジークより上。
■蛮族の頭領(三兄弟)
ドロン(長男)は軍政だけでなく政治にも発言力があり平民の国において影響力を持っている。
ボンズ(次男)は第一期防衛戦では優秀な指揮官として平民の国に勝利をもたらした。戦うことそのものに生きる意味を見出している。
トンズ(三男)は常に負けないためにどのように戦うかを追求している。
■平民の会の会長
元貴族、ギズモは強欲だが権謀に長けており長く権力を握っている。
彼の権勢に批判がおよぶと貴族と戦争を引き起こし、飢饉になれば平民の国同士を戦わせる。
彼は戦争を人間の『間引き』の手段としか思っていない。
■衛兵
ハントと名乗っている。本名はエレナ
■王女
クリスティアと呼ばれている
皇位継承権を有する皇族の一人
■AIの利用について
作者自身が書いた文章の校正をAIに行わせるなど、創作の補助的に利用した。