あらすじ
【あらすじ】
あの夏、僕らは出会った。
病院を“ひみつきち”にして、四人は毎日のように遊び、笑った。
──けれど、時は永遠じゃない。
退院と帰省。
「いつか大人になったら、また会おう」
そう約束して、僕らは別れた。
──あれから10年。
偶然が重なり、四人は再び顔を合わせる。
幼い日の記憶と、果たされなかった約束を胸に。
これは、あの頃に残した“またね”の続きを探す物語。
【登場人物】
・黒瀬 昴(くろせ すばる)
『スバル』明るく元気なムードメーカー。
夏休みに田舎へ遊びに来ていた少年。一人称はボク。
・青野 来海(あおの くるみ)
『クルミ』入院中の少女。物静かで本を読むのが好きな女の子。
穏やかで心の優しい性格。一人称はわたし。
・藤ヶ崎 紫(ふじがさき しん)
『シン』少し無愛想でクールな頼れる少年。
幼なじみのクルミのために、毎日病院に通っていた。一人称は俺。
・浅黄 春馬(あさぎ はるま)
『ハル』入院中の少年。お調子者でのんびり屋。
イタズラ好きで大人をからかう生意気なところがある。一人称はオレ。
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本作品は、マーダーミステリーアプリ「UZU(ウズ)」にて2026年5月に公開された読み合わせシナリオ『あの日の空だけが僕らを知っている』の小説版です。
✱マーダーミステリーとは、物語の登場人物のひとりとなり、それぞれが抱える秘密や想いを知りながら、会話や推理を通して物語を体験するコミュニケーションゲームです。
その特性上、一つのシナリオは『人生で一度しか遊べません』
プレイヤーによって選択や結末が変化するため、同じ物語でもたった一度きりの体験となります。
✱本作品は、ゲーム版の内容をもとに再構成した小説です。
⚠プロローグから物語の核心に関わるネタバレを含みます。
もし読者様が、ご自身で登場人物となってこの物語を体験したいとお考えでしたら、先にゲーム版をプレイされることをおすすめいたします。⬇
https://uzu-app.com/ja/scenario/12311?openExternalBrowser=1
✱ただし、ゲーム版は読み合わせを中心とした作品であるため、小説版で物語の真相を知ったあとでも、登場人物として物語を追体験する楽しみ方が可能です。
(ただし、前述の注意事項のとおり、ネタバレを知った上でゲームをプレイすると、没入感は損なわれてしまいます)
この物語は、構想から完成まで約一年をかけて制作した、私にとって特別な作品です。
ゲームという形では描ききれなかった登場人物たちの心情や情景を、もう少し丁寧に描いてみたい。
そんな思いから、このたび小説版として執筆することにいたしました。
ゲーム版を遊んでくださった方にも。
そして、この小説で初めて彼らと出会う方にも。
あの日の夏を、最後まで見届けていただけたら幸いです。