あらすじ

「それで? オチはどこなんだい、アデライード」 婚約者である王太子ヴィルフリートは、いつも私の話をそう言って切り捨てる。 けれど、彼自身の話は自慢と失言ばかり。私が相槌を打ち、場を整え、失礼な言葉を美しく翻訳していただけだった。 ある日ついに我慢の限界を迎えた私は、王太子の話を聞いたまま、何も持ち上げずに告げる。 「殿下のお話、つまらないです」 私という『通訳兼サポーター』を失った王太子は、社交も外交も失敗続きになり、やがて取り返しのつかない失言で廃太子へ追い込まれていく。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/06/17
  • 現在の作品【完結】『で、オチは?』と言う男の話、だいたいオチがない件