あらすじ

月から落ちてきたうさぎ、アイシャ・ロニー。

 彼女を育てたアンドロイドは、活動を停止する直前に一通の電子手紙を残した。

「あなたは月から落ちてきたのです。世界のどこかには、月へ帰る方法が残されているかもしれません」

 そうしてアイシャは旅に出る。

 飛行機を待ち続ける空港の街。
 時計の音に従って暮らす街。
 忘れられた図書館の街。
 誰も知らない文化と、誰にも理解できない幸せ。

 滅びた人類の遺跡が残る世界を歩きながら、アイシャは様々な景色や生き方に出会っていく。

 そして旅の終着点である月で知るのは、誰も語らなかった真実だった。

 これは一羽のうさぎが歩いた世界の記録。

 美しい街も、奇妙な街も、二度と行きたくない街もある。

 だから彼女は今日もノートを開き、おすすめ度を書き残す。

『空港の街
 おすすめ度:★★☆☆☆
 飛行機は来ない』

 獣人達が暮らす終末後の世界を巡る、少し不思議な旅物語。
『うさぎと歩く世界のすゝめ』

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アルファポリス
アルファポリス2026/06/16
  • 現在の作品うさぎと歩く世界のすゝめ