あらすじ
月から落ちてきたうさぎ、アイシャ・ロニー。
彼女を育てたアンドロイドは、活動を停止する直前に一通の電子手紙を残した。
「あなたは月から落ちてきたのです。世界のどこかには、月へ帰る方法が残されているかもしれません」
そうしてアイシャは旅に出る。
飛行機を待ち続ける空港の街。
時計の音に従って暮らす街。
忘れられた図書館の街。
誰も知らない文化と、誰にも理解できない幸せ。
滅びた人類の遺跡が残る世界を歩きながら、アイシャは様々な景色や生き方に出会っていく。
そして旅の終着点である月で知るのは、誰も語らなかった真実だった。
これは一羽のうさぎが歩いた世界の記録。
美しい街も、奇妙な街も、二度と行きたくない街もある。
だから彼女は今日もノートを開き、おすすめ度を書き残す。
『空港の街
おすすめ度:★★☆☆☆
飛行機は来ない』
獣人達が暮らす終末後の世界を巡る、少し不思議な旅物語。
『うさぎと歩く世界のすゝめ』