あらすじ
乙女ゲームの悪役令嬢ユカ・レイフィールには、未来の記憶がある。
このままだと、数年後に「光の聖女」シルヴィア・キティーによって濡れ衣を着せられ、無惨に処刑される――。
「だったら、断罪される前にシルヴィアに逆らえないレベルの特大の恩を売ればいいじゃない!」
そう邪悪に閃いたユカは、襲撃事件の際、計算通りに身を挺してシルヴィアを庇い、右足に一生モノの呪いを受ける。
――よし、これで私の生存ルートは確定! あとは辺境でのんびりスローライフだ!
……そう思っていたのに。
「ユカお姉様、階段です。さあ、私にすべてを預けてください。私は一生、あなたを支える歩行器(あし)になりますから」
「(いや、距離近くない!?)」
ユカの打算的な聖人営業のせいで、シルヴィアの脳の回路が狂信的に完全ロック。
ユカを傷つけた罪悪感とクソデカ感情を拗らせ
まくった聖女様は、ユカに害をなす(予定だった)第一王子やライバル貴族を裏から物理的・社会的に次々と間引き始め――!?
本人はノンストレスで大勝利を確信している悪役令嬢と、彼女のために笑顔で世界を曇らせていく闇堕ち聖女の、絶対噛み合わないおすれ違い共依存百合コメディ~!