あらすじ

高ランク冒険者パーティー《暁の牙》に所属するレインは、何度も追放されそうになっていた。 だが、彼には明確な落ち度がない。 依頼中の役割は果たす。 命令された仕事はこなす。 規則違反もしない。 だから、追放などできるはずがない。 そう高をくくっていたレインに、リーダーたちは最後の手段を取る。 レインを追放できないなら、自分たちが抜ければいい。 結果、レインは追放されなかった。 ただし、仲間全員に脱退され、高ランクパーティーの看板だけを一人で背負うことになった。 かつて怪しい啓発本『個人最適化のススメ』に影響され、最低限しか働かなくなったレイン。 残された彼は初めて、リーダーが背負っていた仕事と、見えなかった仲間の負担を知る。 これは、追放された者のざまぁではない。 追放されなかった男が、最後に「抜ける側」になるまでの話。

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カクヨム
カクヨム2026/06/16
  • 現在の作品追放されなかった俺は、最後に抜ける側になった