あらすじ
織原紬(おりはらつむぎ)はその端正な容姿ゆえ数多くの女子を虜にしてきたが、彼はとある事情のために恋愛を嫌悪していた。そんな彼は一部の男子からは妬まれ、女子からは「女泣かせ」と嫌われていた。
しかし彼は「読書さえできれば」と気にしないでいた。
そして5月という変な時期に転校生がやって来る。
小森胡桃(こもりくるみ)という少女は極度のあがり症で、本を盾にして外界から身を守っていた。紬はそんな彼女に親近感を抱き、読書という共通の趣味を持ち出して交流を図る。
そうして慎ましやかな交流の中で紬は知ることになる。
胡桃は大作家の娘で、自身もまた作家になることを夢見ていることに――