あらすじ
私は、あるスマホゲームにハマっていた。
そのゲームの中で、私は恋をした。
現実世界で彼と関わるつもりはない。
なのに、この心が止まらない。
現実世界で苦しいばかりの私には
彼への恋心は、ただの恋心だけではなく
私の叶わなかった青春を燻ぶらせ
今の灰色の人生を彩るような世界だった。
心の底から欲していた精神的な繋がり。
好きになれば好きになるほど
決して開いてはいけないドアの前で生きていかなければならない自分の人生が苦しくなる。
それでも出逢えた幸せを噛み締めて
いつまで続くかわからない甘い楽しいこのひとときを
大切にしたいと思った。
だけど別れは余りに突然だった。
真相はわからない。
彼にしかわからない。
残ったのは
とてつもない喪失感と、自分の人生を悔やむ心。
私の心の整理のために記録しようと思った。
そこでやっと
少し前向きに生きる力が湧いてきた───。