あらすじ

過労で限界を迎えたOL・緑川ゆかりが、下町の路地裏にある「藤堂療術院」を訪れる。彼女はただの残業疲れだと思い込んでいたが、院長の藤堂義明の目には、彼女の背中にしがみつく「先月亡くなった厳しい元上司の霊」が見えていた。 上司の霊は、生前に言えなかった本音(未練)のせいで喉が「つかえて」言葉が出せず、その霊的なコリがゆかりの喉を肉体的にも圧迫していた。義明は、整体の施術を通して霊の喉のコリを優しくほぐし、不器用な上司の本当の想いをゆかりに伝えることで霊を成仏させる。 しかし、己のエネルギーを使い果たした義明は、施術後に文字通り身を削って「超絶イケメン」へと激痩せしてしまうのだった。 藤堂 義明(とうどう よしあき) / 26歳 「藤堂療術院」の院長。 能力: 触れただけで、相手の「肉体の凝り」と「霊の執着(未練)」が同時にわかる。力ずくのお祓いではなく、整体(対話)によって霊のコリをほぐして還すスタイル。 通常時: 身長185cm、体重100kg超の熊のような大男。霊の攻撃を弾く「アーマー(装甲)」としてエネルギー(脂肪と筋肉)を体に蓄えている。 施術後: 身を削るため、強い霊を相手にすると数十キロ激痩せし、儚げな「超絶イケメン」に変貌する。ただし本人は命の危機を感じるため、健康的(?)なちゃんこ鍋やバナナプロテインを毎食5人前ドカ食いして、必死に元のデカい体に戻そうとする。 葵(あおい) / 19歳 立場: 藤堂療術院の見習い受付兼、新米整体師。 性格: 現実主義で、かなり勝気なしっかり者。 役割: 義明のツッコミ役兼、体調(カロリー)管理者。霊感は「なんとなく気配がわかる」程度。義明が痩せている時は「悔しいけど無駄に顔が良い」とドギマギしつつも、太っている時は「廊下ですれ違うとき狭い!」と容赦なく叱り飛ばす。義明の命を繋ぐためのドカ食い手配師でもある。

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小説を読もう2026/06/16
  • 現在の作品藤堂療術院の、のっぴきならない施術録